演奏家簡介


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木村 康人
KIMURA Yasuto

 1978年愛知県生まれ、三重県出身。5歳よりピアノ、7歳よりヴァイオリンを始める。早くから作曲に 興味を示し、14歳で最初の管弦楽作品を作曲。
 クラシック音楽のほか、陸上競技、絵画、読書、生徒会活動、テレビゲーム、クイズ研究、天体観測、百人一首等に熱中する少年時代を送る。1990年三重 県三泗陸上競技大会にて「元読売巨人軍エース江川卓氏の少年時代の記録を上回る大ジャンプ」で走り幅跳びを制し、同時に400メートル・リレーにアンカー として快走、二冠達成の快挙。中学校で本格的に陸上部に入部するも、オーケストラ部との掛け持ちが発覚し退部、以後音楽に専念することに。
 1995年7月より渡米し、97年にボストンのウォルナットヒル芸術高校音楽科作曲専攻科とニューイングランド音楽院別科作曲学科を卒業。同年に私立東 海高等学校を中退し、ニューヨーク市マネス音楽大学作曲学科に入学。そして99年、特別給与奨学金を受けてマネス音楽大学指揮学科に編入学し、2001年 5月同学科卒業。同年9.11同時多発テロ事件を体験してからは東京に居を移し、2002年4月には国際基督教大学大学院比較文化研究科に入学。同年より 同学比較文化研究会運営委員長、および同学音楽科助手として活躍。
 2004年3月に同大学院において比較文化修士号を取得。修士論文『セルジュ・クーセヴィツキーの軌跡 - 二十世紀前半のアメリカ音楽文化における貢献』は、クーセヴィツキーに関する貴重な日本語文献として高い評価を得ている。現在、外資系ビジネスマンとして 職務を遂行する傍ら、指揮、演奏、執筆、翻訳など多角的に活動を展開中。
 これまでにピアノを小池ちとせ(東京藝術大学講師)、三谷温(昭和音楽大学教授)、フランク・コーリス(ボストン交響楽団ピアニスト)、マリリン・グ ローヴス(マネス音楽大学講師)、ヴァイオリンを中島嘉子、リンダ・キスラー、ヴィオラを吉田浩司(名古屋フィルハーモニー管弦楽団首席)、木村恵子(新 日本フィルハーモニー管弦楽団副首席)、藤原義明(東京都交響楽団創立団員、元新日本フィルハーモニー管弦楽団首席)、ジョン・ジャールコ(ボストン・ フィルハーモニー管弦楽団首席)、後藤悠仁(日本フィルハーモニー管弦楽団首席)、音楽学・音楽社会学および音楽史を金澤正剛(日本音楽学会会長)、伊東 辰彦(国際基督教大学教授)、和声学及び対位法をレオ・エドワーズ、ロバート・クックソン、楽曲分析をカール・シャクター、作曲を浅井浩一、クリスト ファー・マローイ、デイヴィッド・ローブ、指揮を田久保裕一、井崎正浩、ベンジャミン・ザンダー、マイケル・チャリー、ラフィー・アルメニアン、サミュエ ル・ワンの各氏に師事。
 1995年ベツレヘム市音楽協会室内楽コンクール・ヴィオラ部門第1位。96年ペンシルヴェニア音楽教育者連盟コンクール器楽部門入賞、エイミー・リ ン・スパークス最優秀新人音楽学生賞受賞。ペンシルヴェニア州高校選抜オール・ステート・オーケストラのヴィオラ副首席奏者を経て同州代表として97年度 全米東海岸高校選抜オーケストラ・メンバーに、またアスペン音楽祭アカデミー・オーケストラのメンバーに特別奨学生として選出される。さらにマネス音楽大 学に於ける学部生指揮者としての活動が高く評価され、2000年度N.T.ミラニ記念指揮特待生に史上最年少で任命される。
 これまでにザ・マネス・レパートリー・オーケストラ、コガズ・チェンバー・ストリングス(以上ニューヨーク)、ワルナットヒル・チェンバー・オーケスト ラ・アンド・コーラス、ワルナットヒル・コンポーザーズ・オーケストラ(以上ボストン)、リバティー・シンフォニー・オーケストラ(フィラデルフィア)、 サントレ・ダール・オーフォール音楽祭管弦楽団(モントリオール)、三重ジュニア管弦楽団等の各種公演を指揮し、好評を博す。2000年4月フロリダ州マ イアミに於ける全米交響楽団連盟主催のワークショップにてニューワールド交響楽団を指揮し、同楽団音楽監督マイケル・ティルソン・トーマス氏に絶賛され る。また同年夏、ドイツのヴァイマール・フランツ=リスト音楽院にてクラウス・ペーター=フロール氏に師事し、チューリンゲン州立イエナ・フィルハーモ ニー管弦楽団を指揮。
 このほか主な活動に、テレビ朝日ドキュメンタリー「未来者」出演(1999年7月、9月放送)、地球の歩き方シリーズ「成功する留学・アメリカ大学留学 編」ワン・デイ・スケジュール執筆など。また99年11月より月刊誌「ニューヨーク・エンターテイメント・カレンダー(MiL出版)」の「キンボーのこれ だ!Classic」コメンテーター、また2000年4月から2001年8月に渡って同誌「木村康人のNYクラシック」コメンテーターを務める。
ウェブサイト
yasuto.com



2006/2/4