| 小林 秀子 | KOBAYASHI Hideko |
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東京都出身。4歳よりヴァイオリンを故久保田良作、石井志都子氏に師事。桐朋学園音楽大学卒業後ヴィオラ
に転向し、岡田伸夫氏に師事する。1984年からドイツ国立ケルン音楽大学に留学しライ
ナモーク氏に、また室内楽をアマデウス弦楽四重奏団に師事。87年よりモーク氏のアシスタントを務め
ながら、89年最優秀で卒業、国家演奏家資格を取得。85年マルクノイキルヘン国際コンクール、86年ラーンス国際コンクール、87年プレトリア国際コン
クール、89年ARDミュンヘン国際コンクール全て最高位を受賞。その後ヨーロッパ、アメリカ、日本等各地でバイエルン放送響、ベルリン放送響、ライプ
ツィヒ放送響、
ヴルテンブルガー室内オーケストラ、ドイツ室内オーケストラ、ＮＨＫ交響楽団等のオーケストラとの共演やリサイタルを行
う。またソリスト、室内楽奏者として数々の音楽祭、プラハの春、サバナフェスティバル、エネスコフェスティバル、パレルモフェスティバル、霧島音楽祭、
八ヶ岳音楽祭等にも参加。モーク氏のアシスタ
ントを務め、ソナーレ弦楽四重奏団のメンバーとしてドイツを拠点にヨーロッパにおいて演奏活動を続け、また95年にはデロス・レコードよりレーガーの無伴
奏ヴィオラ組曲のＣＤをリリースするなど多くのCD録音でドイツをはじめフランス、アメリカのレコード賞受賞。 ドイツ人の作曲家ゲルハルト・ステーブラーがビオラとオーケストラの為の曲“Notebook”を彼女に捧げ03年にドイツでセンセーショナルな初演 と評価された。07年11月にはニコラウス・ア・フーバーより作曲された無伴奏曲“EN”の初演が予定されている。 91年マンハイム国立音楽大学の教授となり後進の指導をしながら、ヨーロッパ、日本にてヴィオリスト、室内楽奏者として活躍し、また90年より毎年サ イトウキネンオーケストラにも参加、「水戸室内管弦楽団」にも度々招かれている。また教育者として各地より招かれ、イタリア、ポーランド、韓国、日 本においてマスタークラスを受け持っている。 |
| 2007/10/23 |