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1933年9月3日東京生まれ。東京都立武蔵丘高等学校卒業。東京藝術大学でヴィオラを学ぶ。他に打楽器
を今村征男、指揮法を渡辺暁雄、管弦楽法を池内友次郎、ピアノを柴田了一に師事。1955年大学卒業と同時に東京藝術大学附属高等学校で教鞭をとる。また
NHK交響楽団に首席候補として入団。1956年、ドイツ・ヴィオラ界の第一人者ウルリッヒ・コッホ、作曲家のパウル・ヒンデミットと知り合いドイツ行き
を勧められ渡独、フライブルグ音楽大学でコッホに師事、1959年卒業。1959年1月20日、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の入団試験に合格。以
後ベルリン・フィルのメンバーとなる。またベルリンバロックオーケストラの首席奏者、ソリスト、ベルリンフィル八重奏団、フィルハーモニア・クァルテッ
ト・ベルリン、フィルハーモニア・アンサンブル・ベルリン等のメンバーとしても活躍。ドイツでは渡辺暁雄、小沢征爾、岩城宏之、若杉弘、佐藤功太郎、小泉
和裕、井上道義、飯森泰次郎といった日本人指揮者とも親交を深める。2001年7月1日、ベルリンフィルで最後の演奏会に出演し、ベルリンフィルを退団。
その後、本拠をベルリンに置きながら日本で指揮を含めた音楽活動を展開。
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